yuragift

あなたに ゆらぎ をおくります

手書きの手紙に弱い

今日もお越しくださり、

ありがとうございます

 

雨がすごいですが、皆さまの地域はいかがでしょうか

 

 

今日は、ふと思い出して、

わけも分からず涙した話

 

 

先日のこと

 

 

旦那と一緒に、大通り沿いにあるラーメン屋さんに入り、

ラーメンを食べていたら、ある匂いがしてきた

 

 

私は、この匂いに弱い

 

 

おばあちゃんを思い出すからだ

 

 

 

16歳で、10歳年上のおじいちゃんの所にお嫁に来た

 

子どもが5人生まれて、大忙しのおばあ

 

働いて、子育てして、自分のことは二の次で、

 

おばあは、字が書けなかった

 

 

 

正確には、カタカナしか書けず、

 

かろうじて、ルビがある新聞は読めた

 

 

 

そんなおばあは、「NORIKOが勉強をしている時が一番好きだ」と言った

 

 

 

どんな時も、私を見捨てたり、見放すことがなかった

 

おばあの気持ちは、今になって痛いほど感じる

 

 

 

 

 

化粧品のような、パウダーみたいな匂いがすると

おばあちゃんを思い出す

 

 

 

 

ラーメン屋さんの片隅で、

声を押し殺して、号泣した

 

 

鼻がたれるほど

恥ずかしいくらいに

 

 

 

私の人生のあれもこれもそれも、

ここにもあそこにも、

おばあの痕跡があった

 

 

亡くなってからも、私の傍にいたんだと思う

 

 

こんなありきたりな言葉でしか表現できない私だけど

ありがとう

おばあ

大好きだよ

 

 

 

 

 

おばあちゃんがくれた手紙は、

今でも心に残っている

 

 

 

「オバアチャンハ モウ カエリマス

 ゴハン ツクッタ タベテ

 アタタカクシテ ネテネ

 ベンキョウガンバレ」

 

 

 

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